■ - Vol24. アウシュビッツ脱出 -

さて、健康になったところで、荷物をまとめてアウシュビッツをでた。
そして2,3件隣りにあるバックパッカーでシングルがあいていたので、 そこに泊まることにした。
門にTVモニターがついていて、ここでブザーを押さないとフロントの人が 開けてくれない仕組みになっていたのだが、とくに何もかかれてないので わからなくて最初あきらめた。

通りにいたバスチケット売りの人が教えてくれたので入ることができたのだ。
ここはシングルで一泊25リンギット。750円くらい。
笑っちゃう値段だが、ラウンジにポットや紅茶コーヒーがおいてあり、 無料で飲めるようになっていて、部屋も結構きれいだった(※私の感覚で)。

ただ、シャワーはまた水。
これは、後で知ったのだが、アジアの安宿は水シャワーの ところが多いので、地球の歩き方などでシャワーはお湯がでますというコメントが ないところは、水シャワーを覚悟しておいた方がよいらしい。
とくにマレーシアは 安宿はほとんどのところが水シャワーのようだ。
でも、外は暑いし、まあちょうどいいやぐらいに思って、私はとりあえず珍しい体験の一つ として味わっていた。

今回なにしろ、ここまで物価が安いのは初体験なので、安いのが面白くてしかたなかった。 ちなみに、夜着いたときに道路にたくさんいたマレーシアンマフィアたちは、実はごく普通の人 だということがわかった。
日本では、客がタクシーをつかまえるが、この通りではタクシーの 運ちゃんが客をつかまえるのが普通らしく、普通のタクシーの運ちゃんだったらしい。 それ以外は、長距離バスのチケット売り。
これまた、この通りにあるバスチケット屋のふつうの 人たちで、他の店に客をとられまいと、通りで営業活動してるだけらしい。

ここでも、日本人か聞かれて、そうだと答えるとため息とあこがれのまなざしが待っていた。
これだったら、新宿とか渋谷のキャッチの人の方がよっぽど怖いかも。
「お姉さん、お姉さん、ちょっとだけ話聞いてもらえないかなぁ。」って 声かけてくるホストっぽいあの人たちこそ、立ち止まって話を聞いたら 一体どこに連れてかれるかわかりゃしないって感じだ。
それこそ、バックにジャパニーズマフィアが ついてるかもしれないし。。。

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