■ - Vol6. ジョホールバル -
ジョホールバルでも相変わらず雨がザーザーと降っていた。
まず、マレーシアリンギットにお金を換えなくてはならなかった。
日本では、マレーシアリンギットを置いてる銀行がほとんどなく、レートも現地で換えたほうが
全然お得のようなので、まったく持っていなかったのだ。
ジョホールバルのバス停には、ものめずらしい食べ物を売ってるお店とか、両替屋、長距離バスの
チケット屋、洋服屋、雑貨屋などが並んでいて、売られているお菓子を眺めるだけでも
面白かった。
両替は店によってレートが違うと地球の歩き方に書いてあったが、そのときの相場
がだいたい1リンギット=30円ぐらいだった。
怪しくなさそうな両替所のヒゲのインド系
のおじさんにレートを聞き、そんなもんかなと思って15000円換えてもらうことにした。
しかし、15000円が465リンギットというえらい少なくなってかえってくるので、
びっくりして、「え、1単位分ぼったくられてないかな。。」
と算数の苦手な私には即座に計算できず、めちゃめちゃあせってしまった。
何度も何度も計算した結果、あってることがわかり一安心。
算数が苦手だとこんなところで
苦労するとは。。。
マレーシアはこぎれいなシンガポールとは打って変わって全く違う雰囲気をかもしだしていた。
ジョホールバルもちょっと見ようかなと旅の計画中ちょっと思ったりしたが、
なんだか、雨のせいもあったかもしれないが、街へでても何もなさそうだし物寂しい雰囲気で
心細くなって、計画に入れないで正解だったかもしれないと思った。
そして、ジョホールバルを去り、マラッカ行きのバスにと乗った。
このバスがきっかけでマラッカでの旅がこのあと特別な思い出となる。