■パリの印象

その1

航空券安いからって冬に来るもんじゃないなと思いました。
着いたときの第一印象は「あれ?これがパリ?」。
「外国」という感じがあまりしなく、空港から街まで行く途中も団地みたいな建物とか殺風景な風景がずっと続いていて、ロンドンの方が建物とかがおしゃれで外国に来たという感じがするなと思いました。


その2

街の人がどいつもこいつもめちゃめちゃ優しい。
パリの人は冷たいとか英語を話してくれないと聞いていましたが、会う人会う人なんてやさしい人なんだって人ばかりで、たいていの人は英語で嫌な顔せずとてもフレンドリーに話してくれるし、困っていると絶対誰かが親切に助けてくれるし、やさしすぎるくらいやさしい人たちという印象しかなかったです。
人によっては嫌な思いをしている人もいたようなので、私が短い滞在でいい人にしか会わなかっただけかもしれません。

でも、「猫が行方不明」(Chacun cherche son chat) という映画を見ると、ああ、フランス人てこんな人ばっかりだったってなつかしくなります。
主人公のフランス人の女の子が飼っている猫が行方不明になってしまうのですが、
近所のおばあさんやらが、それを聞いて放っておくわけがない。
まさに、滞在中は、困ったことがおこるといつもそんな感じでした。

私はフランス人はずっと個人主義だと思ってましたが、人のことをすごく親身になって考えてくれて、気にしてくれてほっとかないという印象。


その3

動物好きの国民性。
動物好きの私には最高だったのが、思うにフランス人の2人に1人は猫か犬を飼っている気がします。 私が住んでいたアパートもペットOKで、大きな犬を飼っているおじさんとよく階段で出くわしましたが、飼い主さんと一緒に犬もいつも笑顔であいさつしてくれました。(しっぽをふってくれていたというか。。)
カフェもレストランもアパートも動物OK のとこばかりで、あちこちで犬とか猫を連れてる人に会うのでそれが大好きでした。


その4

パンがめちゃめちゃおいしい。
前に日本の何ホテルだかのフランスパンは何もつけなくてもそのまま食べれるくらいすごいおいしいと聞いたことがありましたが、フランスのフランスパンがまさにそれ。というか、そのホテルがフランスのフランスパンをだしてるんでしょうが。 おいしくてびっくりしました。 クロワッサンとかも歯ざわりが違う。
フランスは物価が高くて、日本のマクドナルドでサンキューセットをやってる時代にハンバーガーだけで600円とか、ホットドック1個500円とかいう感じだったんですが、クロワッサンは安かったので、お昼はいつもクロワッサンとパンオーショコラでした。パンオーショコラも日本のとは、レベルが違ったため、毎日ついつい買ってしまったわけです。


その5

移動はいつもメトロを使っていましたが、メトロが嫌いでした。
地下鉄なので暗いのは当たり前ですが、ホームレスが多くたまにホームの端から端まで息もできないほどの強烈なにおいがたちこめてることとかあって、倒れそうでした。 でも、好きだったのは電車の中に必ず音楽家が乗って演奏をしてるんですが、毎日電車で演奏会体験できるという。
車内中が盛り上がって、みんなで拍手したりするときもあるし、ほんとに上手な人の演奏とかは聞きほれてしまうし、こうゆうの日本にもあればなぁとすごく思いました。

 

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